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2018年6月

2018年6月20日 (水)

熊野古道散策 [大斎原]

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先日お参りさせていただいた熊野本宮大社

その熊野本宮大社と時宗の関係は、時宗総本山HP内の一遍上人のご生涯 『熊野成道』を参考にしていただければと思いますが、

そのような歴史から熊野大社前(旧社地)にある大斎原(おおゆのはら)には、時宗の有志が昭和46年に建立した『名号碑』(上写真)があります。

そしてその台座(写真の石垣)の石の一つ一つには、その時の有志銘が刻まれており、当寺院の当時の住職はその有志の一人でしたので、

当寺院の銘も彫り込まれていました。(下写真)

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嬉しいものですね。

特に当寺院のお檀家さんがお立ち寄りの際は、是非探してみて下さい。

2018年6月13日 (水)

ジャカランダー開花せず(平成30年)

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これまで毎年着実の花房の数を増やしてきた『当寺院ご神木ジャカランダー』でしたが、

今年は4月に異変を感じた不安が的中し、花房ゼロ。

しかも枝先の枯死が大量に発生する、異常事態になっています。

素人的には今年の1月末頃の大寒波が影響しているのかと思うのですが、昨日見てきた東灘区のジャカランダーは元気に開花していましたので、また何か他の原因があるのかもしれません。

とにかく、今年のお盆前の剪定の際に、植木屋さんに聞いてみるしかありません。

花は今年はもういいので、しっかり日光を浴びて、充電の年にして欲しいと思います。

2018年6月 5日 (火)

熊野古道散策 [2]

熊野古道二日目の朝は、早い。
宿を朝7時には出発しないと、熊野本宮大社から紀伊田辺駅行きの最終バスの発車時刻に間に合いません。今日の行程24㌔は時間との戦いですので、もし同じ行程で歩く方がおられた時のために、到着希望時間も含めて書いておきます。

まず昨日泊まった近露を午前7時に出ると、次の目標地点は「継桜王子」になります。(下写真)
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ここには「いかにも!」と叫んでしまいそうな、霊験あらたかな樹齢の大杉が迎えてくれます。パワーをたくさんいただきたいところですが、午前8時には通過しましょう。
そして、ここまでとここからしばらくは舗装路(たまに山道)が続きますが、「小広王子」あたりから再びしっかりと山道に入ります。
それとこの「小広王子」からしばらく歩くと注意していただきたいのですが、その途中からは、平成23年の水害の影響で迂回ルートを余儀なくされます。
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本日は時間との戦いでしたので、この迂回強制はかなり時間の浪費となりました。
なお、おそらく正規ルートの方は、今後も復活することは無いと思います。

その後の「蛇形地蔵」着は、午前10時40分。

「湯川王子」着は、午前10時50分。

昼食は、三越峠で午前11時30分くらいが理想でしょう。休憩は長くても15分以内で済ませて下さい。
なお昼食が買えるようなお店はこの古道区間は皆無ですから、宿の方にお願いして有料でも作ってもらいましょう。
そしてここまでは、登り下りがほんとうに目まぐるしく変わります。初日にも書きましたが、迂回も含め正に人生そのもの、という感じです。

その後、「発心門王子」に午後1時。
この時間帯にここまで到着された方は、もうご安心下さい。ここからはほぼ舗装路で、未舗装区間もとても歩きやすく整備されています。

その後の「水呑王子」、午後1時40分。

「伏拝王子」、午後2時20分。
このペースですと熊野本宮大社には、途中展望台へ寄り道しても午後3時すぎには到着できます。
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↑↑ 展望台ルートへは、時間の許す限りお立ち寄り下さい。

これまで人生に例えてきましたが、「発心門王子」からは正に老後です。
これまでがむしゃらに生きてきた人生をゆっくり振り返りながら、段々と目的地(熊野本宮=極楽浄土)に向かって高度を下げていきましょう。

そしてその途中にある上写真の展望台から見える景色は、正に人生の集大成を迎え、
『自分自身が何のために生かされてきたのかを、そして人生の最期を知る瞬間』
なのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
熊野古道・再生の地を足早に解説させていただきました。
この度は息子と共に完歩できたことに感謝しつつ熊野大社を後にしましたが、今回も色々考えさせれられた二日間となりました。
この経験が、これからの僧侶生活の糧になればと思います。

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熊野古道散策 [1]

昨日の6月3日(日)~4日(月)の二日間で、当寺院の宗派である時宗の立宗開教の地『熊野古道』の中辺路(なかへじ:滝尻王子~熊野本宮大社:行程38㌔)を、息子と共に歩いてきました。

この熊野古道という場所は時宗宗祖一遍上人が歩いた、そしてその後の熊野本宮大社に至った所で悟りを得られた、時宗僧侶にとってとても大切な聖地です。
もしかすると、一遍上人が歩かれた鎌倉時代後期当時の景色が残っているのかもしれない、と思いながら歩いていると、とても心躍るものがありました。

そしてこの古道は「再生の地」としても有名で、私はこの滝尻(胎児としての誕生)~熊野本宮大社(死=極楽往生)間は、自分自身の人生を振り返ることで再生を果たす意味があるのではないかといつも感じています。
まあそんなこんなで、とりあえずそのような二日間の行程を、このブログ内で記録としてとどめておきたいと思います。

まずは前日の夜にJR紀勢本線「紀伊田辺」駅に到着、田辺ステーションホテルに泊まりました。
翌朝、紀伊田辺駅前より出発する路線バスに午前8時ごろ乗り込み、出発地「滝尻」駅へ向かいます(運賃980円)。バスは、これを逃すともうありません。
そして午前9時ごろ、滝尻に到着。バスを下りるとすぐの橋を渡り、スタンプを集める方は『熊野古道会館』 http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/kodokan/ で帳面を購入(100円)し、
いざ、「滝尻王子」より出発です。
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私たちの初日の目的地は、「近露王子(ちかつゆ)」:行程約14㌔。
最初の30分は、おそらく全行程の中で一番辛い時間になるかと思いますが、ここは『再生の地・熊野古道』でいうところの、母の胎内にいる道のりですので、納得させられる区間であります。
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それからだいたい2㌔前後を目安に、下写真のような「〇〇王子」と呼ばれる目印を通過しながら(自分の人生と重ね合わせながら)、上り下り歩いていくことになります。
また全部ではありませんが、その王子や旧跡などにスタンプが置いてあり(上写真)、子供も楽しめるようになっています。(全部集めると完歩証明がもらえるそうです。)
Dsc08018_2その道中、あることに気づきます。
道の脇に、石を積み上げて作ったオブジェをたくさん見ることができるのです。
これまで私は3回、この熊野古道を歩きましたが、本物は初めて見ました。
一度テレビで観て知ってはいたのですが、それは地元に移り住んだイーデス・ハンソンという女性が、一人で始められたことなのだそうです。
現在は古道を歩く一般の方々も作り始めているようで、今は全部がその方の創作ではないと思いますが、単調な道のりを楽しませくれる日本人には無い発想が、和洋折衷の雰囲気を漂わせ和ませてくれました。

と、思っていたら息子まで作り始めました(汗)

と、まあ、初日は比較的のんびりと歩いても十分夕方には近露に到着できます(到着午後3時すぎ)ので、安心して歩いてください。
なお今日のお昼ご飯の場所は「十丈王子」がベストだと思いますが、バスに乗り込む前に必ず買っておいて下さいね。
滝尻以降でご飯を売っている場所は、皆無です。
また途中の休憩場所は、午前中は「高原熊野神社」横にある霧の里、午後は「牛馬童子」直前の道の駅が良いと思います。
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二晩目の宿は、『民宿 ちかつゆ』 https://ameblo.jp/chikatsuyu/ にお世話になりました。
とっても優しい若旦那さんと、料理がとても美味しい美人の奥様が迎えてくれました!

合掌

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