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2018年6月 5日 (火)

熊野古道散策 [1]

昨日の6月3日(日)~4日(月)の二日間で、当寺院の宗派である時宗の立宗開教の地『熊野古道』の中辺路(なかへじ:滝尻王子~熊野本宮大社:行程38㌔)を、息子と共に歩いてきました。

この熊野古道という場所は時宗宗祖一遍上人が歩いた、そしてその後の熊野本宮大社に至った所で悟りを得られた、時宗僧侶にとってとても大切な聖地です。
もしかすると、一遍上人が歩かれた鎌倉時代後期当時の景色が残っているのかもしれない、と思いながら歩いていると、とても心躍るものがありました。

そしてこの古道は「再生の地」としても有名で、私はこの滝尻(胎児としての誕生)~熊野本宮大社(死=極楽往生)間は、自分自身の人生を振り返ることで再生を果たす意味があるのではないかといつも感じています。
まあそんなこんなで、とりあえずそのような二日間の行程を、このブログ内で記録としてとどめておきたいと思います。

まずは前日の夜にJR紀勢本線「紀伊田辺」駅に到着、田辺ステーションホテルに泊まりました。
翌朝、紀伊田辺駅前より出発する路線バスに午前8時ごろ乗り込み、出発地「滝尻」駅へ向かいます(運賃980円)。バスは、これを逃すともうありません。
そして午前9時ごろ、滝尻に到着。バスを下りるとすぐの橋を渡り、スタンプを集める方は『熊野古道会館』 http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/kodokan/ で帳面を購入(100円)し、
いざ、「滝尻王子」より出発です。
Dsc08016
私たちの初日の目的地は、「近露王子(ちかつゆ)」:行程約14㌔。
最初の30分は、おそらく全行程の中で一番辛い時間になるかと思いますが、ここは『再生の地・熊野古道』でいうところの、母の胎内にいる道のりですので、納得させられる区間であります。
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それからだいたい2㌔前後を目安に、下写真のような「〇〇王子」と呼ばれる目印を通過しながら(自分の人生と重ね合わせながら)、上り下り歩いていくことになります。
また全部ではありませんが、その王子や旧跡などにスタンプが置いてあり(上写真)、子供も楽しめるようになっています。(全部集めると完歩証明がもらえるそうです。)
Dsc08018_2その道中、あることに気づきます。
道の脇に、石を積み上げて作ったオブジェをたくさん見ることができるのです。
これまで私は3回、この熊野古道を歩きましたが、本物は初めて見ました。
一度テレビで観て知ってはいたのですが、それは地元に移り住んだイーデス・ハンソンという女性が、一人で始められたことなのだそうです。
現在は古道を歩く一般の方々も作り始めているようで、今は全部がその方の創作ではないと思いますが、単調な道のりを楽しませくれる日本人には無い発想が、和洋折衷の雰囲気を漂わせ和ませてくれました。

と、思っていたら息子まで作り始めました(汗)

と、まあ、初日は比較的のんびりと歩いても十分夕方には近露に到着できます(到着午後3時すぎ)ので、安心して歩いてください。
なお今日のお昼ご飯の場所は「十丈王子」がベストだと思いますが、バスに乗り込む前に必ず買っておいて下さいね。
滝尻以降でご飯を売っている場所は、皆無です。
また途中の休憩場所は、午前中は「高原熊野神社」横にある霧の里、午後は「牛馬童子」直前の道の駅が良いと思います。
Dsc08029
二晩目の宿は、『民宿 ちかつゆ』 https://ameblo.jp/chikatsuyu/ にお世話になりました。
とっても優しい若旦那さんと、料理がとても美味しい美人の奥様が迎えてくれました!

合掌

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