涅槃会(ねはんえ)
なお本年は、境内隣の土地で建築作業が予定されていましたので、供養物のお焚き上げ(浄焚供養)が出来ませんでした。
その為、本年期間中にお申込みいただいた抜魂供養物は、来年の同行事にてお供養させていただきます。
ところで今日は、寒い一日になりました。一転、明日からは3月中旬の暖かさになるそうです。
春が待ち遠しいので天気予報に一喜一憂する日々が続きますが、
その毎日を当たり前のように過ごせていることが、どれだけ幸せなのか、
50才に近くなる私の世代の人間には、そしてさらにそれ以下の年齢の、特に日本で生活する人々には実感することが難しいと思います。
でもつい100年ほど前までは、50才は日本でも立派なお爺さん・お婆さんで、もういつその生涯を閉じてもおかしくない年齢でした。
人生の「まさか」は、いつ何時訪れるか分かりません。
今年も無事お釈迦様の涅槃会をお勤めできたことに、感謝したいと思います。
(*写真で、私が本尊側を向いていないのは、私の目線の先にお釈迦様の涅槃図があり、それに向かってお経をお読みしているからです。)
合掌